TL

『本音を隠した治療師は竜人サマに身体の奥まで暴かれる』感想|心理戦がえぐい異種族溺愛TL

yoicomi

「人はなぜ“願いを言え”と迫られると急に黙るのか」という哲学的すぎる命題にぶつかったことはないだろうか

コンビニのポイントカード作りますか?には秒で「いらないです」と言えるのに、
「本当は何が欲しい?」と聞かれた瞬間、我々の言語能力は急に縄文時代へ退行する。

だって怖いよ。
願いって、叶わない前提で心の奥に保存しておく“バックアップデータ”みたいなものだからさ。
クラウドじゃない、ローカル保存。しかもパスワードも忘れてるタイプのやつ。

ところがこの作品、そこに対して
「じゃあ強制的にパスワード解析しますね」
みたいな竜人が来る。
セキュリティ概念が物理で突破される恋愛、始まります。

✦ こんな人におすすめ!
  • 「察してほしい」が口癖なのに察されない人
  • 執着攻めに「圧」より「理屈」を求める人
  • 異種ロマンスで“文化差”より“心理戦”が見たい人
  • 孤独を抱えたヒロインに弱い人
  • 告白→囲い込みの流れが大好物な人

「本当は言ってほしいくせに、自分は言わない人」に刺さるやつ。

はい、我々のことですね。

※本記事には成人向けの内容が含まれております。

初回300円OFFクーポン!

『本音を隠した治療師は竜人サマに身体の奥まで暴かれる』概要

  • サークル名/作者:れじゃんのレジャー(高山れじゃん)
  • 配信日:2024年1月28日
  • ジャンル:異種族/執着/溺愛/ファンタジー
  • 特徴:孤独を抱えた二人が「言わせる愛」で結ばれる溺愛系ファンタジー

ファンタジー恋愛って大体
「世界の危機」か「王位継承争い」か「魔王討伐」
この3つのどれかが燃料なんだけど、
本作の燃料は“孤独”。
しかも世界規模じゃなく、個人の胸ポケットに入ってるサイズのやつ。

作者の高山れじゃん先生は、派手な事件を起こすタイプじゃなく
「関係が一歩近づく瞬間の温度」を延々と煮詰めるタイプの作家。
だから物語の進み方が、ジェットコースターじゃなくて
冬の布団に潜り込んだ猫の体温に近い。
気づいたら離れられないやつ。

異種族ロマンスだけど、“異文化交流”より
「言えない気持ちをどう言わせるか」が主戦場。

恋愛版・尋問室です。

願いを言わせるまで帰らない男、怖い

あらすじ

家族を失い、山奥でひとり暮らす治療師ベル。
人と距離を取ることで心を守る、典型的『優しいけど踏み込まない人間』。

そんな彼女の前に現れるのが、重傷を負った竜人ルストロ。
助けたことから同居生活が始まり、穏やかな日常が続いていく。

だが彼は、やたらと同じことを聞く。
「俺に望みはないのか」

ベルははぐらかす。
彼は諦めない。

それは単なる好意確認ではなく、
竜人という種族の“愛し方”の問題だった。

言えない彼女と、言わせたい彼。
静かな生活の中で続く攻防の末、
ある夜――関係は決定的に変わる。

登場人物

ベル

優しい。控えめ。健気。
だが本質は「失う前提で生きている人」。

誰かを好きになるほど怖くなるタイプで、
幸せを望むこと自体を禁止している。
つまり恋愛における最大の防御スキル
“願わないことでダメージを受けない”を常時発動してる。

回復魔法は得意、自己回復は苦手。

ルストロ

傷だらけで現れる竜人。
寡黙寄り、だが粘り強い。

ロマンチックな言葉は少ないのに、行動だけは一貫して重い。
愛情表現が“包容力”ではなく“逃がさない方向の優しさ”

彼の執着は独占欲というより
「相手の本音を聞くまで終われない生き物の本能」に近い。
優しい捕食者。

みどころ

恋愛じゃなく“告白強要バトル”

普通のラブストーリー
→好きになる →すれ違う →告白する →成立

この作品
→好きなのは確定 →でも言わない →相手が言わせる →成立

順番が逆。
つまりこれ、恋愛じゃなくて自白なんだよね。

ベルは「一緒にいたい」と言えば終わるのに言わない。
なぜなら言った瞬間、失う恐怖が“現実”になるから。
願わなければ、まだ壊れてないって思える。

一方ルストロは
好きにさせたいんじゃない
好きだと認めさせたい

ここが良い。
溺愛系って大体「守る」だけど、この竜人は違う。
相手の弱さを優しく見逃さないタイプ。
優しいのに逃がさない、心理カウンセラーの圧。

やたら静かなのに熱量が高い

事件がほぼ起きない。
敵も来ない。
世界も救わない。

なのにずっと緊張感あるの、
二人とも“言わないゲーム”をしてるから。

日常シーン=休憩じゃなく
沈黙の駆け引きになってる。

・目を逸らす
・話題を変える
・質問をはぐらかす

これ全部が戦闘行動。
RPGでいうと、剣を振らずにMPだけ削り合ってる状態。
地味なのに、精神ダメージがでかい。

だから関係が一歩進む瞬間の破壊力が異常。
派手な告白がない代わりに、
「もう誤魔化せない」がクライマックスになる。

えっちは目的じゃなく“答え合わせ”

この手の作品、
行為=ゴールになりがちだけど、これは違う。

むしろ
言葉にできなかった感情の翻訳装置として使われてる。

ベルが抱えてたものは
愛されたいじゃない
“残ってほしい”

ルストロが求めてたのは
好かれたいじゃない
“拒まれたくない”

身体の距離が縮まるのは、欲望の爆発というより
誤訳されてた心の意味が一致する瞬間なんだよね。
だから読後感が妙に穏やかになる。
熱いのに静か、という矛盾が成立してる。

感想:これは溺愛じゃなく“確認作業”

この作品を読んでまず思うのは、
「人間はなぜ“好き”を言わないのか」という
紀元前から続くバグ報告に対して、竜人がパッチを当てに来た話である。

人間の恋愛って基本、
好き → 察してほしい → 察されない → すれ違い → 病む
という“察して文化圏”で回っている。
Wi-Fiは探すくせに、気持ちは電波任せ。
そりゃ通信障害も起きる。

ベルはまさにそれで、
「一緒にいたい」と言ったら終わるゲームを言わないことで永遠にプレイしているタイプ。
セーブデータを上書きしない人間。

わかる!!失うのが怖いから、始めないことで守るんだよね。

陰キャの最終奥義やな。

一方ルストロは、
そのバグを見つけたテスターみたいな顔で
「望みはないのか?」を繰り返す。
ロマンチックな台詞というより
利用規約の同意ボタンを押すまで進めないタイプのUI。

この男の何が怖いって、優しいところじゃない。
優しく逃がさないところである。

普通の溺愛は「大丈夫、言わなくていいよ」と言うが
この竜人は「言え」と言う。
カウンセラーか取り立て屋かの二択で、たぶん両方。

だからこの作品、甘いのに甘ったるくない。
恋愛漫画というより
“本音を出すリハビリ”を見ている感じがする。

人間関係って、結局
相手が自分を好きかどうかじゃなく
自分がそれを信じる覚悟があるかで詰まるんだよね。

ベルは信じると壊れると思ってるし、
ルストロは壊れてもいいから信じろと言う。
愛の告白というより、信頼の契約締結。

読後に残るのはトキメキより
「あー…ちゃんと欲しがったほうが楽だな」という妙な納得感。

なお我々は、
推しグッズの再販には5秒で「買います!」と押せるのに、幸せには「いや…大丈夫です…」と答える生き物なので、
竜人ぐらい圧がないと、恋愛も前に進めないのかもしれない。

『本音を隠した治療師は竜人サマに身体の奥まで暴かれる』はどこで読める?無料?

© 高山れじゃん/『本音を隠した治療師は-』(引用:DLsite)

言えない想いを暴かれる異種族ロマンス×心理戦──
話題のTLファンタジー
『本音を隠した治療師は竜人サマに身体の奥まで暴かれる』は
現在 DLsiteで配信中!

さらに番外編
『〜春情の章〜』もDLsiteにて公開されています。

DLsiteでお得に読む方法

💰 通常価格:770円(税込)
→ セール50%OFFで 385円
→ 初回登録で【300円OFFクーポン】
実質85円 で読めるチャンス!

DLsite版では、作者サークル「れじゃんのレジャー」による
高画質版をそのまま楽しめるだけでなく、
購入がそのまま作者さんの応援にもなります◎

さらに【試し読みあり】
雰囲気を確認してから買える安心設計!

🔻今すぐチェック
▶️ DLsite公式ページへ

「ちょっと試すか…」の値段で本編に入れるやつ。

ええ値段やな

🚫「hitomi」「raw」「zip」などの違法サイトはNG!

検索で出てくる
無料閲覧サイト・RAW・ZIP──
すべて海賊版です。

❌ 主なリスク

・ウイルス感染 → 勝手に広告や挙動不審な動作
・フィッシング詐欺 → 個人情報・決済情報流出
・著作権違反 → 法的リスク
・作者に還元ゼロ → 次回作が生まれない

性癖は合法に育てよう。

✅ 安心して読むならDLsite

・大手同人プラットフォーム
・クレカ/PayPay/コンビニ決済対応
・購入履歴が残るので再DL可能
・スマホでもPCでも読める

📘まずは無料試し読みから!

初回300円OFFクーポン配布中
▶️ DLsite公式サイトをチェック

そして、読んだ人の9割がやる行動がある。
「で、この二人その後どうなったの?」

安心してください。
番外編、出てます。

ただしここで注意。
恋愛作品の番外編と聞くと、だいたいは
“成立後の砂糖の追いがけ”を想像するでしょ。

この作品は違う。

糖分じゃない。
飼育日誌です。

初回300円OFFクーポン!

番外編『本音を隠した治療師は竜人サマに身体の奥まで暴かれる〜春情の章〜』ざっくり紹介

前作は
「言わせるまでが恋」の話だった。

番外編は
「言ったあとも一緒に暮らせるか」の話。

想いが通じて穏やかな生活…
のはずが、竜人の本能イベント発生。

理性を置いてきたルストロと、
生活を守りたいベルの攻防戦が始まる。

恋人同士になった結果どうなるか?
イチャイチャが増えるのではない。

遠慮が消える。

つまり距離ゼロが日常になる。
ロマンではなく生活の問題として襲いかかるタイプの後日談。

ここが面白い

前作
→本音を言わせる心理戦

番外編
→本音を言った相手と暮らす現実

好き同士になるのは奇跡だけど、
続くかどうかは生活能力の話になる。

暴走する竜人と、対策を考える治療師。
恋愛漫画なのにやってることは同棲マニュアル。

甘さの種類が
トキメキから安心に変わるのがとても良い。

つまりこのシリーズ、
告白がゴールじゃない。スタートライン。

「好きになった後の方が大変」
という、恋愛の現実をファンタジーで描いてくるタイプ。

なお理想のカップルとは
見つめ合う二人ではなく
生活リズムを調整できる二人のことです。

▶︎ 告白の“その先”を読む
音を隠した治療師は竜人サマに身体の奥まで暴かれる〜春情の章〜 

番外編だけ買うつもりだったのに、気づけばシリーズ揃っている。
それが人間だよ。

まとめ

この作品は、
イケメンに愛される話でも、溺愛されて守られる話でもない。

本音を言う覚悟を迫られる話だ。

前作は「好きだと認めるまで」。
番外編は「認めた相手と暮らせるか」。

テーマは一貫している。
恋愛ではなく、“関係を成立させる勇気”の物語。

結論。
癒やされるために読む作品じゃない。
「ちゃんと欲しがっていい」と思い出すための作品だ。

そして我々は今日も
宅配の再配達だけは堂々と要求できるのに、
「一緒にいたい」だけは遠慮する生き物なのである。

ABOUT ME
宵コミ!運営
宵コミ!運営
元・令嬢。現・課金兵
オタクの沼に何度も沈んでは這い上がってきた系ライター。 最近の趣味は「主従」「溺愛」「執着男」。 ペイペイ支払いで推しを救う。
記事URLをコピーしました